季節の言葉

四季折々の言葉や行事を綴っていきます

雛飾り

今日、雛人形を飾りました。いつもは、2月も末になってから飾るのが常なのですが、今年は少し早く飾りました。

 

本来はもっと早い時期、たとえば、立春になったらすぐに飾るのがよいといわれています。また、遅くとも雨水の時期までには飾るようにするのが一般的といわれています。

 

そのことを考えると、早く飾りました、などということはできないのかもしれません。ただ、雛人形を飾る時期については明確な決まりなどはなく、いわゆる一夜飾りにさえならなければ問題ない、ともいわれています。

 

雛人形を飾って、子どもの幸せを願うというのがひな祭りの目的であるため、その心さえあれば、雛人形を飾る時期についてさほど窮屈に考える必要はないというのでしょうね。

 

さて、毎年思うことですが、飾りつけを終えてしまうと、今度はしまうのがもったいなくなります。もう少しこのまま飾っておきたいと思うのです。普段見ることのない雛人形が、そこにあるというだけで部屋が華やいだような気持ちになるのですね。

 

それならば、もっと早くから飾っておけばよいのですが、それもなかなかできない。つくづく自分という人間は勝手だな、と思います。