2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
清明とは二十四節気の1つで4月初めの春の盛りの頃を表した言葉です。 一般的に使われている言葉ではないので、なじみがないという方は多いかもしれません。しかし、本格的な春を迎えた頃の明るくはつらつとした雰囲気を伝える言葉として古くから使われてきま…
春分は二十四節気の春の部にある言葉です。春分の初日は昼と夜の長さが同じであり、秋の秋分初日といわば対になっています。どちらも太陽が地表を照らす時間がほぼ同じだからです。 しかし、秋分初日のほうが夏の暑さを引きずっていて気温が高いとされている…
啓蟄は「けいちつ」と読み、二十四節気の春の部にある言葉です。春の初めで、まだ寒さも残っていますが、冬の間いなかった虫の姿をちらほら見かけるようになる頃とされています。 また、松の木に巻かれた菰を外すときであり、さらには春を告げる雷、「春雷」…
雨水は二十四節気の春の部にある言葉です。「うすい」と読みます。時期としては春の初めにあたり、まだまだ寒さが厳しいときでもあります。しかし、この頃から農家では農作業の準備が始まりますし、お雛様を飾る家もでてきます。 生活のリズムが春に向かって…
立春は暦上で春になったことを表す言葉です。ただし、春とはいっても1年でもっとも寒いとされる大寒の次にくる季節のため、肌に感じる寒さは変わりません。むしろ、より寒いと思うことのほうが多い時期であり、春というには少し早すぎるというのが多くの方が…
大寒は小寒の次の時節で寒さがもっとも厳しい時期とされています。小寒を大寒に入る前のウォーミングアップの時期とすれば、大寒こそが本格的な真冬ということができるでしょう。 小寒と大寒とをあわせた1ヵ月間を「寒」といいます。この時期には寒稽古や寒…