雑節
社日という言葉を日常的に使っている方は少ないのではないでしょうか。また、社日という言葉自体一般的ではないので、その意味すらわからないという方のほうが多いかもしれません。 実は、社日とは雑節の1つで、春と秋に土地の守り神とされる産土神(うぶす…
土用の丑の日といえば、夏の風習として定着しています。真夏の暑い日々を乗り切るためにウナギを食べてスタミナをつけようというのがその理由です。 しかし、土用の丑の日といっても真夏の特別な一日として決まっているわけではありません。 実は土用の丑の…
二百十日と二百二十日。このうち、二百十日はよく聞く言葉だけれども、二百二十日とは何だろう。何か取り立てて違いがあるのだろうか。このような疑問をもつ方は多いのではないでしょうか。 実は二百十日も二百二十日もともに台風が来る厄日とされている日な…
半夏生は雑節の1つで梅雨明けから本格的な夏に向かう時期を表した言葉です。半夏生(はんげしょう)と読みます。あまり一般的に使われる言葉ではないので、名前だけは知っていても詳しい意味まではちょっとわからない、という方は多いかもしれません。 実は…
毎年5月の終わりから6月にかけて日本では梅雨の時期に入ります。早いところでは5月半ばには既に梅雨入りする地域もあります。 ところで、梅雨に入る時期のことを入梅ともいいます。梅雨入りと入梅はともに同じ意味をもっているように思えますが、本当はどう…
日本の四季を表す言葉として二十四節気が有名です。しかし、この他にも八十八夜や二百十日、さらには入梅という言葉がそのときどきの季節を表すものとして使われています。 実は、これらの言葉も二十四節気と同じく四季の移り変わりを示すものとして同一のカ…