季節の言葉

四季折々の言葉や行事を綴っていきます

春寒

今日は午前中は雪が降り、午後は霙となりました。これを書いている今は雨が降っています。面白いもので、午前中はあたたかく、午後のほうが寒くなりました。雪は気温が低くなければ降らないので、午前中のほうが寒いのではないかと思うのですが、実際は違いますね。

 

以前から、雪が降るときは、降らないときよりあたたかく感じてはいましたが、今日、そのことをあらためて実感しました。理由としていわれているのが、雨が雪に変わるときには熱エネルギーが放出されるため、その分温度が高くなるからというものです。

 

2月4日に立春となり、暦のうえでは春となりましたが、今日の寒さは真冬ですね。立春以降、あたたかな日が続いたので寒さがよけい身に沁みます。今日のような寒さを春寒と呼びます。文字通り、春になってからの寒さのことです。俳句の季語ともなっています。

 

天気予報によると、これから先もあたたかくなったり寒くなったり。春の初めは天気が落ち着きません。

 

早く寒さが過ぎてほしいですね。今はとにかく寒いの一言につきます。